賃貸物件のエアコンは交換できる?注意点や確認ポイントをご紹介
賃貸物件でエアコンが設置されている場合、古いものは交換してもらえるのか、どこに相談したら良いのか疑問に思ったことはありませんか?
また、古くなったエアコンは自分で交換できるのでしょうか?
この記事では、賃貸物件でエアコンの交換に悩んだときの相談先や注意点をご紹介します。
賃貸物件のエアコンは交換できる?相談先は?
賃貸物件に元からエアコンが設置されている場合、耐用年数を超えているケースなどは大家さんに相談すると交換してもらえるケースがあります。
また、経年劣化によって不具合が生じたときや、室外機や運転時の音がうるさいケースなども一度相談すると良いでしょう。
ただし、付帯設備として置かれているエアコンでないと交換してもらえないため注意が必要です。
なかには、前の入居者が設置したエアコンが残っているケースがあるからです。
このケースでは大家さんには交換義務がなく、現在の入居者が交換費用の負担を負う場合があります。
賃貸借契約書の付帯設備にはエアコンが「無」となっているのに室内に置いてある場合は、残置物の可能性もありますので、契約前に一度確認しておきましょう。
エアコン故障で連絡する前に確認するポイント
突然エアコンが動かなくなると故障を疑ってしまいますが、実は壊れていないケースもあります。
以下のポイントを一度確認してみましょう。
●リモコンの電池切れではないか
●室外機の周辺に物を置いていないか
●霜取り運転をおこなっていないか
意外と多いのがリモコンの電池が切れているケースですので、一度チェックしてみてください。
また、室外機の周辺を物でふさいでいると、室外機からの熱が上手く排出できません。
熱がなかにこもってしまい、冷風が出なくなることが考えられます。
冬場に暖房を使用する場合は、霜取り運転をおこなっていないかチェックしましょう。
気温の低い冬は室外機に霜がつきやすくなり、霜を溶かすために霜取り運転が起こる場合があります。
霜取り運転が原因であれば、10分程度で運転が再開されます。
賃貸物件のエアコンは勝手に交換してもいい?
備え付けのエアコンは、許可なく自分で勝手に交換できません。
備えられているエアコンの所有者は大家さんや管理会社であるからです。
あらかじめ大家さんか管理会社へ相談し、許可を得たうえで交換する必要があります。
勝手に交換してしまった場合は、エアコンの購入費用や設置費用はすべて自己負担となり、大家さんとトラブルになるので注意してください。
また、交渉するときは賃貸借契約書を確認しましょう。
重要事項説明の項目に、エアコンなどの設備交換時の注意点が書いてあります。
交換できるケースと修理や費用負担について記載されていますので、内容を確認のうえ交渉するとスムーズでしょう。
まとめ
賃貸物件でエアコンを交換する方法や相談先をご紹介しました。
備え付けのエアコンは大家さんの所有物であり、勝手に交換できません。
故障と思われる症状が現れた場合は、一度大家さんや管理会社へ相談しましょう。
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