賃貸マンションにはさまざまな規約があり、入居後には注意して生活する必要があります。
一見すると問題なさそうな行為でも規約違反に該当する場合があるので、できること・できないことはしっかり確認しておくと良いでしょう。
今回は、賃貸マンションのベランダでプールは使えるのかどうかにくわえ、可能な場合の水の扱い方やそのほかの注意点も解説します。
賃貸マンションのベランダでプールを使うのは規約違反?
賃貸マンションのベランダは一般的に共用部分であり、ビニールプールなどを使うのは規約違反に該当する可能性があります。
ベランダには火災時などに玄関から逃げられないときの避難経路としての役割があり、スペースの使用にはさまざまな制限が課せられています。
プールを使う場とするのはベランダの一般的な使い方ではないため、禁止事項にくわえられている可能性があるのです。
ただし、実際に規約違反にあたるかどうかはケースバイケースで、明確に禁じられていない場合もあります。
プールを使っても問題ないかどうかは、入居する賃貸マンションの規約を確かめてください。
賃貸マンションのベランダでプールを使用!水はどうすれば良い?
一戸建ての庭と違ってベランダには蛇口がない場合が多いため、プールを使うにはまず水をどのように溜めるかを考えなくてはなりません。
バケツで水を運んでも良いものの、途中で水をこぼすと住まいが傷んでしまうので、ベランダまで届くホースをできるだけ使いましょう。
溜めた水を捨てたいとき、不要な水をベランダに流すことは禁じられている場合があるので、住まいの規約を事前に確認してください。
屋外の排水口を使えない場合、溜めた水はバケツで運んでお風呂場などへと流すしかありません。
水を運んでいる途中で転倒しないよう、ベランダからお風呂場までの間で足を取られそうなものは片付けておくことが大事です。
屋外の排水口を使える場合、溜めた水を少しずつ流していってください。
賃貸マンションのベランダでプールを使う際の注意点
ベランダでプールを使う場合、あまりはしゃがないように気を付けなければなりません。
大声を出すと騒音になるうえ、水が飛び散ると隣近所の洗濯物も濡らしてしまい、どうしても近隣トラブルに発展するからです。
また、プールで遊んだあとにその場へ水を捨てられるとき、隣のスペースへの流れ込みにも注意が欠かせません。
大量の水を一気に流すと隣のベランダの床まで水浸しにしてしまい、隣人から苦情が寄せられる恐れがあります。
まとめ
賃貸マンションにおいてベランダではプールを使えない可能性があるので、住まいの規約を事前に確認してください。
プール遊びができる場合、水の適切な溜め方や捨て方も確かめておくほか、プールを出しているときにあまりはしゃがないといった注意点も押さえておく必要があります。
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