賃貸物件で生ゴミを有効活用できるコンポストとは?設置するメリットも解説
近年ではサステナブルな暮らしに関心が高まっており、そのひとつとしてコンポストの利用が挙げられます。
生ゴミの量を減らせるだけでなく、生ゴミで堆肥を作れるため、日常生活の中で環境に配慮した取り組みを実現できる方法です。
今回はコンポストについて、概要と導入する4つのメリットを解説します。
賃貸物件でエコな暮らしを実現!生ゴミを再利用できるコンポストとは
コンポストとは堆肥を作るための容器・道具を指し、古くから農業で利用されてきたものです。
家庭から出る生ゴミや落ち葉などをコンポストの中に入れると、乾燥したり微生物が生ゴミを発酵・分解したりすることによって堆肥ができます。
作った堆肥は家庭菜園や植栽などに肥料として利用でき、可燃ゴミを有効活用できる仕組みです。
コンポストには種類があり、おもに以下の3つに分類されます。
●土中タイプ
●ミミズタイプ
●回転タイプ
土中タイプは、土中で生ゴミと土を重ねていくコンポストです。
手軽に取り入れやすい一方で、堆肥になるまでに時間がかかります。
ミミズタイプはその名前のとおり、ミミズに生ゴミを食べさせて堆肥にする方法です。
ただし、ミミズは柑橘類やネギ類など苦手な食べ物があるため、すべての生ゴミには対応できません。
回転タイプは容器ごと回転させるタイプで、バクテリアに必要な空気が届きやすくなり、効率良く堆肥にできます。
回転タイプは、ほかのコンポストと比較すると導入コストが高めです。
家庭の生ゴミをゼロに!賃貸物件でコンポストを設置する4つのメリット
コンポストの導入で得られるメリットは、以下の4つです。
●生ゴミを捨てる手間がなくなる
●ゴミが減るので節約につながる
●栄養豊富な堆肥を自分で作れる
●地域・地球への配慮につながる
生ゴミはにおいが出やすいため、自治体が指定する袋または自分で用意したビニール袋に入れて捨てるケースが多いでしょう。
不快な生ゴミをすべてコンポストで堆肥にすることで、処理する手間を省けるだけなく、ビニール袋代を節約できるのもポイントです。
堆肥には、植物が元気に育つために必要な栄養素が豊富に含まれており、コンポストがあれば自作できるため、家庭菜園用の土を買う必要がありません。
また、堆肥を使ってできた野菜や果物は安全性が高く、おいしく食べられます。
生ゴミの再利用でゴミの焼却を減らし、処理に使う二酸化炭素の排出量を間接的に減らせるので、地域・地球の環境面の配慮にもつながるでしょう。
まとめ
日本では年間で約5千万トンの一般廃棄物が出ており、おもに家庭から出る一般廃棄物のうち、約2千万トンが生ゴミと言われています。
可燃ゴミとして捨てる生ゴミを捨てずに家庭菜園や植栽に活用できれば、サステナブルな暮らしにつながるでしょう。
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