賃貸物件で猫を飼う際は、近隣に迷惑を掛けないように配慮しなければなりません。
とくに気を付けなければならないのは夜鳴きです。
深夜帯に甲高い声で鳴かれてしまい近隣から苦情が出ると、最悪の場合退去を迫られることもあるため注意が必要です。
今回は猫が夜鳴きする原因や防音対策方法について解説します。
猫が夜鳴きする原因とは?
基本的に猫は、犬とは違い大きな声で鳴くことはあまりありません。
しかし1月から9月の間に繰り返される発情期では昼夜を問わず大きな声で鳴いてしまうことがあるため、注意が必要です。
避妊手術をすれば比較的夜鳴きを抑えられますが、本能的な行動のため、夜鳴きが完全になくなるとは限りません。
またケガや病気などの身体的原因から夜鳴きが激しくなるケースもあるため、その場合は動物病院で一度診てもらうことをおすすめします。
一方で気持ちに不安を抱えている、外からほかの猫の声が聞こえてきて自身も外へ行きたいと思っているなどの心理的要因から鳴き声を上げることもあります。
猫の夜鳴きの解決方法は?
猫の夜鳴きを解決する方法の1つに「フェリウェイ」と呼ばれる製品の使用があります。
フェリウェイは、猫の額から分泌されるフェイシャルフェロモンF3類縁化合物を含んだ製品です。
室内で使えばその場所が猫にとって安心できる環境であることを示せるといい、猫の心を落ち着かせる効果があるといわれています。
フェリウェイには、コンセントに差し込んで使用して成分を拡散させるタイプとスプレータイプの2種類があります。
スプレータイプはピンポイントで使える利点がありますが、コンセントタイプであれば差し込んでおけば1日中部屋にフェロモンを散布できるため、より高い効果が期待できるでしょう。
またリラックス効果の高いGABAが含まれたサプリメントを与えるのも効果的です。
一方、夜鳴きの声を抑える対策として壁に防音シートを貼るやり方があります。
大掛かりな工事の必要はないため、手軽に対策できる点がメリットです。
ただし賃貸物件の場合は退去時に借りたときの状態に戻す必要があるため、防音シートを貼る場合は跡が残らないタイプを選びましょう。
まとめ
賃貸物件で猫を飼う際は、近隣に迷惑を掛けないように鳴き声対策が必須です。
夜鳴きに悩まされている場合は精神面のほかに病気やケガが原因の可能性もあるため、動物病院を受診しましょう。
また精神面を落ち着かせる効果があるフェリウェイやGABA入りのサプリメントの使用も効果的です。
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