引っ越しで新しい賃貸住宅を選ぶ際の基準としては、立地や家賃、物件の新しさなどを挙げる方が多いのではないでしょうか。
それらはもちろん重要ですが、賃貸物件の住みやすさは管理人の業務内容や管理形態の種類によっても変わってきます。
そこで今回は、意外と知られていない管理業務の内容とその種類をご紹介します。
賃貸に住むなら知っておきたい管理人と管理形態のこと①業務内容
賃貸物件における管理人の業務内容はさまざまです。
基本的には物件の維持やメンテナンスなどの管理業務を担当しているので、共用部の清掃、電球の交換、設備点検の立ち会いなどが主な仕事です。
しかし、管理人の仕事はそれだけではなく、物件の規模や設備によっては植物の世話や除雪作業なども業務に含まれることがあります。
他にもトラブルが発生したときの初期対応やクレーム対応など、住人と密接に関わる仕事も少なくありません。
来客の対応や見回りも管理人がおこなっている場合があり、そういったケースでは管理人の仕事の質が居住の安全と直結していると言えるでしょう。
安全で過ごしやすい賃貸物件を探すのであれば、管理人がどのような業務をおこなっているかを知ることは重要なのです。
賃貸に住むなら知っておきたい管理人と管理形態のこと②管理形態の種類
賃貸物件の環境づくりに管理人が重要な役割を果たすことはすでに述べたとおりですが、その管理形態にもいくつかの種類が存在します。
1つ目は物件内に管理人が居住している常駐管理です。
この形態では定められた勤務時間内での対応だけでなく、夜間の緊急トラブルにも対応してもらえる可能性があります。
一方、人件費や住居の問題でコストが高くなりやすいため、この形態を採用するのは大規模な賃貸住宅や高級マンションなどに限られてくるでしょう。
また、大家さん自身が物件内や近隣に居住して管理業務をおこなっていることもあります。
2つ目は決まった時間帯に管理人が通勤してくる日勤管理です。
この形態は常駐管理に比べコストが抑えられる反面、休日や深夜のトラブルには対応できません。
3つ目は週に何回か曜日と時間を決めて管理人が巡回してくる巡回管理です。
ゴミ出しなどの定期的な管理業務に合わせて巡回がおこなわれることが多く、タイミング次第ではトラブルの相談まで日数がかかってしまう可能性があります。
4つ目は管理会社や清掃担当のパートタイマー、監視カメラなどに業務を任せた無人管理です。
施錠状況や監視カメラの映像をシステム管理できるメリットがあり管理費も安く抑えられますが、住人同士のトラブルや要望には即時対応してもらえません。
どの管理形態もメリットとデメリットを持つため、無人管理と巡回管理を組み合わせるなど複合的な管理をおこなう物件も存在します。
まとめ
賃貸住宅の環境や安全は管理人の管理形態と管理内容によって大きく左右されます。
どれほど新しい物件でもトラブルが多発したり通路が汚れたりしていては、気持ちよく暮らせません。
新しい賃貸物件を探しているのであれば「良い管理を買う」という基準を設けて物件を選んでみるのも良いのではないでしょうか。
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