賃貸物件のベランダやバルコニーなどの共用部分は、上手に活用したいけれど活用しきれない、という方も多いのではないでしょうか。
また、賃貸物件の共用部分を活用する際には近隣トラブルを避けるためにマナーについても気になるところです。
そこで今回は、賃貸物件の共用部分の有効な活用法とは何かについてお話ししていきたいと思います。
賃貸物件の共用部分の活用法とは~ベランダ編~
まずは避難経路を確保
ベランダとは屋根のある屋外スペースのことで、賃貸物件のアパートなどでは共用部分にあたり、避難はしごや脱出口が設置されているのが一般的です。
そのため、火災や自然災害による緊急時に、避難経路として使用できるようスペースの確保が大切です。
ある程度は入居者の自由にできる共用部分ですが、緊急時に邪魔にならないよう配慮しましょう。
床を改造しておしゃれで便利に
ベランダは次に示すような方法でおしゃれに演出したり、子どもの遊び場として活用できます。
●人工芝を敷く
●ウッドパネルを敷く
●プールを設置する
人工芝は、ホームセンターなどで手軽に入手することができます。
人工芝を敷くことで明るい印象となり、裸足でベランダにも出やすく、水はけも良いので雨が降っても安心です。
ウッドパネルは複数を組み合わせることでウッドデッキのような見た目となり、おしゃれな感じになります。
ウッドパネルもホームセンターなどで手に入り、すのこ部分は水はけも良いです。
小さなお子さんがいるご家庭では、夏になるとベランダにプールを設置する方も多いのではないでしょうか。
賃貸物件の規約でプール遊びが禁止されていなければ問題ありませんが、次に示すような近隣トラブルとなるケースもあるので注意が必要です。
●プールの水はねで下階の洗濯物が濡れてしまった
●プール排水の際に隣のベランダへ大量の水が流れ込んだ
●プール遊びをしている子どもの声がうるさい
完璧なプライベート空間と勘違いしがちですが、共用部分であることを意識して活用することが大切です。
賃貸物件の共用部分の活用法とは~バルコニー編~
家庭菜園の場として使う
バルコニーとは屋根のない屋外スペースを指し、最近では日の当たるバルコニーで家庭菜園をおこなう方も多くみられます。
バルコニーでの家庭菜園は、掃除や移動に便利な大きさのプランターを利用するのが良いでしょう。
また、床に土がこぼれてしまった際にはきちんと掃除しましょう。
土を排水溝に流してしまうと、詰まりの原因となり近隣の方々に迷惑となってしまう可能性があるので注意が必要です。
テーブルセットなどで癒しの空間にする
大きな改造でなくても、テーブルセットを置くなどして、おしゃれな癒しの空間を作ることができます。
天気の良い日は、お茶や読書を楽しんだりするのも良いですね。