壁紙を変えれば、部屋の雰囲気が大きく変わります。
とはいえ、賃貸物件に住んでいる以上、変えたいと思っていても踏み切れず悩んでいる人もいるかもしれません。
この記事では、賃貸物件に住んでいる人に向けて、壁紙を変えたい場合の注意点とDIYによる壁のアレンジ方法について紹介します。
賃貸物件で壁紙を変えたい場合に押さえるべき原状回復のルールと費用
賃貸物件には退去時の部屋を入居前と同じ状態に戻す、原状回復と呼ばれるルールが存在します。
自分で原状回復させる方法を取るか、自分で戻せないほど大がかりでも退去時に原状回復費用を支払う方法を取れば、問題なく壁紙の変更が可能です。
通常、賃貸物件では、契約時に敷金として家賃の1カ月~2カ月分程度の金額をすでに預けてあります。
そのため、まずはハウスクリーニング代やその他修繕費用と合わせて敷金から壁紙の原状回復費が出され、足りない場合に追加で請求される方式となります。
たとえば6畳間の壁紙を全面的に貼り替える場合、その相場は3~4万円程度です。
また、原状回復には経年劣化も考慮されます。
場所ごとに耐用年数が設定され、長く住むほど退去時に入居者の負担金額が減る考え方です。
壁紙の耐用年数は6年なので、原則として入居から6年経っていれば、壁に対する退去時の費用はかかりません。
賃貸物件で壁紙を変えたい場合に有効なDIY方法とそのグッズ
DIYとは建築の専門業者でない人が、自分で自宅まわりのものを作り上げたり修繕やアレンジを施したりする活動を指します。
壁の雰囲気を変えたい場合、元の壁に影響せず、退去時に自分で戻せるDIY方法も数多く存在します。
壁紙を貼り替える場合の素材は大きく分けて3種類で、このうちDIYでも貼りやすいのは紙クロスと不織布クロスの2種類です。
紙クロスは安い国産クロスに多い素材ですが、紙素材なのではがす際に残りやすく、綺麗にはがすのが難しい点はデメリットとして挙げられます。
不織布クロスは比較的値段の高い輸入品に多く、裏紙を残さずはがせるという値段相応のメリットがあります。
また、壁紙のDIYでは、貼り替えに用いるのりもポイントです。
のりの粉末を水で溶かして使うフレスコのりや、シールのように使えるはがせる壁紙であれば、はがしやすく初心者でも扱いやすいためおすすめです。
手軽に壁の雰囲気を変えたいのであれば、一部分だけ使えるアクセントウォールもあります。
数千円から購入できるうえ、観葉植物を置いたようなボタニカル柄など、デザインに凝った色柄のアクセントウォールも豊富に揃っています。
まとめ
賃貸物件でも退去時に原状回復できるのであれば、壁紙の貼り替えが可能です。
自分でアレンジして退去時も自分で戻せるDIY方法もあるため、壁の雰囲気を変えたい人はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
とはいえ、賃貸契約によっては禁止事項が定められている場合もあるため、管理会社などに確認してからおこなうようにしましょう。
『あるゾウ賃貸館』(運営:株式会社松堀不動産)では、埼玉県東松山市、比企郡エリアで賃貸管理戸数No.1の実績を誇る地域最大の賃貸情報を取り扱っております。
住まい探しの際は、お気軽にお問い合わせください。
住まいをお探しの方はこちらをクリック↓