賃貸物件で借りているのは部屋だけではなく、エアコンやコンロなどの備品も含まれます。
賃貸は退去する際に原状回復の規則があるので、借りたときと同じ状態に戻さなければなりません。
したがって備品を紛失してしまった場合は、新たに購入する費用を借主が負担することになります。
そこで今回は、賃貸で紛失しやすい備品や必要となる費用をご説明いたします。
リストで紹介!賃貸ではどんな備品を紛失しやすい?
まず紛失しやすい備品をリストでご紹介いたします。
<賃貸で紛失しやすい備品リスト>
・住戸の鍵
・エアコンのリモコン
・カーテンレール
住戸の鍵はなくしてしまう可能性が高い備品です。
外出先で落として家に帰るまで気づかず、ドアの前でバッグの中身をひっくり返して慌てて鍵を探す様子は、ドラマや映画でもよく描かれますよね。
またエアコンのリモコンは、きちんと置き場所を決めておかないと、どこに置いたのか分からなくなることがあります。
そしてカーテンレールは、退去時に間違えて新居へ持って行ってしまったり、小さな付属部品の数が合わなかったりするので、入居時に部品の数を確認しておくのがオススメです。
賃貸で備品を紛失してしまったら費用はどれくらいかかる?
では鍵やエアコンのリモコンを紛失してしまったら、どうすればよいのでしょうか?
<住戸の鍵>
鍵がないことに気づいたら、第三者による拾った鍵の悪用を防ぐため、まず警察へ遺失届を提出しましょう。
すでに鍵が届いていれば一件落着で家に入れますが、届いていなければ管理会社や大家さんに連絡し、鍵を届けてもらう必要があります。
紛失したのが深夜で、管理会社や大家さんに連絡がつかない場合は、朝まで待つか、鍵業者に依頼して開けてもらいましょう。
価格の相場は5,000円~1万円ですが、個人情報を伝えたうえで解錠してもらうので、費用の安さよりも信頼度の高い業者を選ぶのがポイントです。
そして最後まで鍵が見つからなければ、管理会社や大家さんと相談したうえで、鍵を交換する必要があります。
この費用も借主の負担になりますが、入居時に加入した火災保険のなかに遺失物保険があれば、保障がおりることもあるので確認しましょう。
<エアコンのリモコン>
エアコンのリモコンは外に持ち出さないので、間違って捨てていない限り退去時に出てくる可能性があります。
紛失している間は汎用リモコンなどでエアコンの操作はできますが、退去時までに見つからなければ純正品の購入費を借主が負担しなければなりません。
純正品のリモコンは4,000円~1万円ほどかかるので、置く場所を決めるなどして、なくさないように気をつけましょう
【まとめ】
今回は賃貸で紛失しやすい備品や、必要となる費用をご説明いたしました。
鍵やリモコンをなくしたら慌ててしまうと思いますが、自分だけで対処しようと焦らなくて大丈夫です。
まずは落ち着いて、管理会社や大家さんに相談してくださいね!
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