賃貸の法人契約を名義変更する方法とは?注意点も解説!
社宅としての利用などで、賃貸物件を法人(会社)名義で契約しているケースは珍しくありません。
法人名義の賃貸へお住まいを検討されている方、もしくはすでに住まわれている方のなかには、退職時や転職時の名義変更について、疑問や不安を抱いている方もいらっしゃるでしょう。
そのような方々に向け、この記事では、賃貸の法人契約を名義変更する方法や注意点を解説します。
賃貸の法人契約を名義変更する方法とは?
勤務先の会社が契約している賃貸物件に住んでいる場合、退職時や転職時には退去することが原則です。
しかし、そのままその物件に住み続けたい場合には、法人名義から個人名義への切り替えが必要になります。
また、勤務先が家賃を負担してくれることになり、名義を個人から法人へ切り替えたい場合もあるでしょう。
そうした場合には契約者そのものの変更が必要になるため、一旦契約を解約した後、入居審査を経て新規契約を結ばなくてはなりません。
敷金や礼金、仲介手数料などの初期費用も再度発生するため、計画的に資金を準備しておくことが大切です。
ただし、大家さんの配慮でそうした費用を免除または減額してくれたり、会社が負担してくれたりするケースもあるため、大家さんや会社への相談・確認も早めにおこないましょう。
一方、法人名のみを変更したい場合には、契約者自体は変わらないため契約を結びなおす必要はなく、名義変更に関する書類のみの提出で問題ありません。
賃貸の法人契約を名義変更する際の注意点とは?
契約者自体の変更を伴う賃貸の名義変更には契約の結びなおしが必要になるため、手間や時間、費用がかかります。
だからといって、本来名義変更が義務となっているケースにもかかわらず、自己判断で名義変更を怠れば、契約違反に該当します。
最悪の場合には強制退去を求められる可能性もあるため、面倒でも手続きはしっかりおこなってください。
また、法人から個人に名義を切り替えて住み続けたいと希望していても、すでに次に入居する社員が決まっていたり、社宅の個人契約を認めていなかったりする場合は、諦めざるを得ないこともあるでしょう。
退職後の就労先が決まっていない場合には、支払い能力に不安があるとみなされ、新規契約のための入居審査に通過できない可能性が高くなります。
なるべく入居審査までには、次の就労先を決めておきましょう。
まとめ
契約者自体を変更する賃貸の名義変更には、賃貸契約の結びなおしが必要です。
手間や時間、費用はかかりますが、契約違反で強制退去にならないよう、必要な手続きは必ずおこないましょう。
この記事を参考に、スムーズな名義変更を目指してください。
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