日本の水は安全に飲めますが、水道管の老朽化が進んでいることから「味がおいしくない」といわれています。
その悩みは浄水器を設置すれば解決しますが、一人暮らしでわざわざ浄水器を購入する必要があるのかと迷っている方も多いはずです。
そこで今回は、賃貸物件の一人暮らしで浄水器を設置するメリットや商品の種類、購入時の注意点をご紹介します。
賃貸物件で一人暮らしをする際に浄水器を購入するメリット
浄水器を設置するメリットは、やはり水道水がおいしくなる点です。
水道水には除菌作用や殺菌作用のある塩素が加えられており、特有の嫌なにおいと味がします。
浄水器を設置することでそれらの成分を除去できるため、手軽においしい水が飲めるようになるでしょう。
また、浄水器を設置することで、水の購入に掛かる費用を節約できるメリットもあります。
賃貸物件で一人暮らしをしている方は、水道水を飲むのが嫌でミネラルウォーターを購入している場合も多く、それらを料理にまで使うと高額な出費になってしまいます。
浄水器は飲み水だけでなく料理や手洗い、洗顔などあらゆる場面で活用できるため、ミネラルウォーターよりコストパフォーマンスが高いでしょう。
賃貸物件の一人暮らしで設置できる浄水器の種類
賃貸物件で設置できる浄水器の種類は主に、ポット型・蛇口直結型・据え置き型の3タイプがあります。
ポット型はポットの内部にカートリッジを入れるもので、もっとも手軽に扱える浄水器です。
持ち運びが可能なため、リビングやキッチンなどさまざまな場所で水が使えます。
蛇口直結型は蛇口に直接取り付けて使用するタイプの浄水器です。
蛇口を捻るだけで浄水が出てくるため、飲み水はもちろん料理にも綺麗な水を使用できます。
据え置き型はホースでキッチンの蛇口と浄水器をつなぐタイプで、もっとも寿命が長い浄水器です。
デザイン性も優れているため、キッチンの雰囲気を損なわずに設置できます。
賃貸物件の一人暮らしで浄水器を設置するときの注意点
浄水器の設置はメリットもたくさんありますが、注意点を知らないまま購入してしまうと、設置後に後悔してしまう場合もあります。
購入前に注意点をしっかりと把握し、トラブルを未然に防ぎましょう。
まず、物件によっては浄水器の設置が契約違反になるケースもあります。
専用の水栓が必要になる場合は、シンクに穴を開ける工事もしなければならないため、貸主の許可が必要です。
設置後に契約違反だと判明し、修繕費を請求されることもあるため、事前に貸主に問い合わせたり賃貸借契約書を見直したりしておきましょう。
また、浄水した水は日持ちしないので、1日から2日で飲み切ってください。
浄水をそのまま放置しておくと雑菌が発生してしまうため、備蓄用として利用するのは不向きです。
まとめ
賃貸物件の一人暮らしでも貸主の許可が下りれば、浄水器の設置が可能です。
浄水器を設置することで、おいしい水が飲めるだけでなく節約にもつながります。
浄水器を通した水は安全に飲むためにも、早めに飲み切りましょう。
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