賃貸物件を借りる際の礼金とは?相場や交渉しやすい条件もご紹介
賃貸物件を借りる際によく耳にする「礼金」ですが、実際にどういったお金なのか知っている方は少ないかもしれません。
また、初期費用を抑えたいと思っている方であれば、礼金が安いと入居を検討しやすくなるでしょう。
今回は、賃貸物件を借りる際の礼金とはどんなものか、礼金の相場や値下げ交渉についてご紹介します。
賃貸物件を借りる際に必要な礼金とは?敷金との違いについて
礼金とは、賃貸物件契約時の初期費用に含まれている場合が多く、貸主である大家さんに対して支払うものです。
礼金の語源としては、進学で親が子どもを預けた際のお礼や、戦後に住む場所を貸してくれたことに対するお礼など、諸説あるようです。
礼金と同じように初期費用として大家さんに支払うお金として敷金があります。
敷金には入居者から大家さんが預かるお金であり、家賃未払いの担保などの意味があり、家賃未払いなどが無ければ退去時に返金されます。
しかし、礼金に関しては返金されません。
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賃貸物件を借りる際の礼金の相場とは?
賃貸物件を借りる際の礼金の相場は、家賃の1~2か月分である場合が多いです。
ただし、礼金の下限は決められていないため、最近は家賃1か月分以下の場合やゼロ円の賃貸物件も多くあります。
礼金ゼロ円の賃貸物件に入居する際には、その分家賃に上乗せされるなど、周辺の似た賃貸物件とくらべて家賃が高い場合があります。
また、短期解約違約金などの特例を設けている場合もあり、礼金がゼロ円だからと即決するのは注意しましょう。
周辺の賃貸物件の家賃より高く設定されていないか、特約などは問題がないのかなどの確認が必要です。
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賃貸物件契約の際に支払う礼金の値下げ交渉はできる?
礼金の値下げ交渉はできます。
礼金の値下げ交渉がしやすい物件には大きく3つの特徴があります。
●礼金が相場よりも高い
●駅遠物件や築年数が古いなど敬遠される物件
●空室期間が長い物件
大家さんがもっとも避けたいのは、長期間の空室なので上記のような特徴がある賃貸物件では値下げ交渉に応じてもらえる可能性があります。
もちろん、新築や駅近などの条件が良い賃貸物件でも値引き交渉が成功する場合はありますが、逆に失敗する可能性もあります。
値引き交渉は必ず応じてくれるわけではないことを、覚えておきましょう。
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まとめ
賃貸物件を借りる際の礼金とはどんなものか、礼金の相場や値下げを交渉しやすい物件をご紹介しました。
礼金は家賃の1~2か月分であることが多いですが、下限が決まっていないため1か月以下やゼロ円の場合もあります。
礼金の値下げ交渉はできますが、必ず応じてもらえるわけではない点は覚えておきましょう。
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