家族が増えたなどの理由で引っ越しを検討しているが、毎月家賃を支払い続けるかマイホームを購入するか、どちらが良いか悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
賃貸物件とマイホームを比較するならば、家賃以外のさまざまな点もチェックすることが大切です。
そこで今回は、賃貸物件とマイホームそれぞれにかかる家賃や維持費と必要な保険について解説します。
賃貸物件とマイホーム購入の比較①家賃コストの違い
毎月定額の家賃を支払い続けるか、一定の金額で住宅を購入してローンを返済していくか、実際にどれくらい金額に差があるかチェックしてみましょう。
物件の価格が4,000万円のマイホームを購入して50年間住み続けると仮定すると、全体で必要となる合計金額はマンションで7,600万円程度、戸建て住宅で6,000万円程度です。
一方、家賃12万円の賃貸物件に50年間住み続ける場合には、マンションで8,700万円程度、戸建て住宅では7,500万円程度になります。
50年単位で比較するとマイホーム購入のほうが安くなる傾向がありますが、40年程度までは、賃貸物件のほうがコストを抑えられるケースが多いでしょう。
賃貸物件とマイホーム購入の比較②入るべき保険の違い
賃貸物件とマイホーム購入では、入るべき保険の種類も異なります。
賃貸物件で必要な保険は、家財を対象とした火災保険です。
一般的な保険のタイプとしては、これにくわえて「借家人賠償責任保険」がセットになっているものが多いでしょう。
この借家人賠償責任保険では、水漏れなどで部屋に損害を与えたときに修繕するための費用が補償されます。
一方、マイホームを購入した場合は、家財だけでなく建物自体にも保険をかけなければなりません。
また、地震での家屋倒壊に備えるならば、あわせて地震保険にも加入する必要があります。
賃貸物件とマイホーム購入の比較③かかる維持費の違い
賃貸物件に住み、結婚や定年といったライフスタイルの変化に合わせて引っ越すならば、その都度引っ越し費用がかかります。
また、賃貸物件は一般的に2年間で契約満了を迎えるケースが多く、その都度1か月分程度の更新料を支払わなければなりません。
一方、マイホームを購入すると、引っ越し費用や更新料は不要ですが、課税標準額の1.4%の固定資産税や最高0.3%の都市計画税が必要になります。
このほかにも、購入したマイホームでは、経年劣化する壁や室内、設備などにおいて、メンテナンスの維持費がかかります。
まとめ
賃貸物件に住む場合とマイホームを購入する場合でどちらが安く済むかは、その家に何年住むかによって変わります。
そのため、これからのライフプランを考慮したうえで選択すると良いでしょう。
新しい家を探している方はぜひ一度弊社にまでご相談ください。
あるゾウ賃貸館では、埼玉県比企郡エリアの賃貸情報を取り扱っております。
住まい探しの際は、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓