生活必需品となったスマートフォン。
特に最近は、You TubeやHulu、Netflixなどの普及により、インターネット回線の速さや容量の充実度が重視されるようになってきました。
パケット通信を使って視聴すると、あっという間に通信制限になりイライラ…ということになりますよね。
今回は、賃貸物件を探しているときによく目にする言葉、「インターネット対応」と「インターネット完備」について解説。
実はこの2つでは、賃貸物件のインターネット回線が違うのです。
賃貸物件のインターネット回線:「対応」とは?
賃貸物件のインターネット回線というのは、一度共有スペースまで回線を引き込み、それから各住戸へ引くという2段階の仕組みになっています。
インターネット対応物件は、この共有スペースまでのみインターネット回線を引いてある物件のことです。
各住戸にインターネット回線を引くには、住人が工事の手続きをする必要があります。
<メリット>
インターネット対応物件のメリットは、自分の好きなプロバイダと契約ができるということ。
あまりインターネットを使わない人は最低限のものを選べますし、たくさん使う人は容量無制限の速いものを選ぶことができます。
もともと使っていたプロバイダをまた使う場合は、メールアドレスなどの変更をしないで済みます。
<デメリット>
インターネット対応物件のデメリットは、工事という手間が発生することです。
賃貸物件に引っ越してすぐに使いたい場合は、事前にプロバイダを決めて、工事の予約をします。
3月などの繁忙期は、1ヶ月以上待つというケースも。
引っ越し先が決まったら、すぐに手配を進めることをおすすめします。
賃貸物件のインターネット回線:「完備」とは?
インターネット完備物件とは、住戸の中まで回線が引いてあり、すぐにインターネット回線を使うことができる物件のことです。
<メリット>
インターネット完備物件の最大のメリットは、すぐにインターネット回線を使えることといえるでしょう。
部屋の中には、LANケーブルなどの接続機器が備えつけられており、そこに差し込むだけで使えるので楽ですね。
工事や手続きは必要ないので、工事予約が取れなくて、しばらくはインターネットが使えない!ということもなく安心です。
<デメリット>
インターネット完備物件のデメリットは、管理費・共益費が高いということです。
一見、通信量がかからずにお得に見えますが、実際は管理費・共益費に通信費が含まれているので、他の物件よりも高めに設定してあります。
また、自分好みのプロバイダを選べないというデメリットも。
前に使っていたプロバイダがあった場合は、メールアドレスを変更しなければなりません。
インターネットをあまり使わない人にとっては、気づかぬうちにコスト高になってしまいますし、反対にたくさん使いたい人にとっては、物足りない速度の場合もあります。
まとめ
引越し先の生活を左右する、賃貸物件のインターネット環境。
自分に合った環境を選んで、快適な生活を手に入れてくださいね。
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