引越しには繁忙期と閑散期が存在し、閑散期のほうが比較的料金が安く、交渉しやすいなどのメリットがあります。
しかし希望する条件によっては、なかなか理想の物件が見つからないケースがあり、閑散期ならではのデメリットも知っておくと失敗を防げるでしょう。
今回は、閑散期に引越しするメリットとデメリットを詳しくご紹介します。
賃貸探しで閑散期に引越しするメリット
引越しの繁忙期は、進学や転勤などが多い3月中旬から4月上旬、閑散期は繁忙期が終わって一息ついた6月から8月までといわれています。
閑散期に引越しするメリットは、以下の3つです。
●家賃や条件の交渉がしやすい
●ライバルが少なくじっくり賃貸探しができる
●引越し料金が安い傾向がある
繁忙期が過ぎても空室があると、その分の家賃収入が減るため、大家さんにとっては大きな痛手です。
入居してもらうために敷金・礼金などを下げたり、一定期間の家賃を無料にするフリーレントを付けたりするなど、家賃や条件の交渉に応じてくれる可能性が高くなります。
閑散期は引越しする方が少なく、繁忙期のように時間と勝負のような状況ではないため、じっくりお部屋探しができるのもポイントです。
不動産会社にも余裕ができるので、物件をたくさん紹介してくれたり、積極的に大家さんに交渉してくれたりするなども期待できます。
また、閑散期は引越し料金が安くなる傾向があります。
引越し会社の繁忙期はどこも忙しく、わざわざ割引をしなくても売上が見込めるので、高い料金で設定されていることが多いです。
逆に閑散期に入ると引越しの需要が少なくなるため、価格を下げて対応してくれる場合があります。
賃貸探しで閑散期に引越しするデメリット
閑散期に引越しするデメリットは、以下の2つです。
●人気の賃貸物件は見つかりにくい
●家具家電のお得なセットがない
駅から近い、新築などの人気の高い物件は、繁忙期の時点ですでに埋まってしまっている可能性が高いです。
また、物件数自体も少なくなっており、希望に合った物件が見つからないケースも考えられます。
繁忙期は洗濯機や冷蔵庫などがセットで安くなる新生活応援キャンペーンを実施していることが多いですが、閑散期には終了しているでしょう。
そのため、新たに家具家電を一式そろえる場合は、購入費用が高くなってしまうケースが少なくありません。
まとめ
以上、賃貸探しで閑散期に引越しするメリットとデメリットを解説しました。
閑散期の引越しは、費用を安く抑えられる、ゆっくり賃貸物件を探せるなどのメリットがあります。
しかし、物件数が少ないというデメリットもあるので、引越しを検討している方は、欠点もふまえながら判断しましょう。
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