賃貸マンションやアパートは玄関の間口や室内までの廊下が狭い場合があり、使う予定の家電が部屋に入らない可能性があるので気を付けなければなりません。
この記事では、賃貸物件で家電が入らない事例や対処方法についてご紹介します。
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賃貸物件に家電が入らない事例
冷蔵庫はリッター数によって大きさに差があり、一人暮らし用は横幅が約480～500mm、ファミリー向けは600mm前後のものが多くなります。
また、洗濯機は上のふたを開けて洗濯物を入れる一般的なタイプのもので幅や奥行きが500～600mmほどになり、ドラム式は600～650mmほどになるでしょう。
このような大型家電を搬入するときに、玄関は入っても、通路となる階段の手すりなどがひっかかり、入らないなどのケースがあります。
玄関から踊り場、廊下、階段など搬入経路のうち一箇所でも通れない場所があると部屋まで運べません。
なお、洗濯機の場合は部屋まで運べたとしても、置いてみると蛇口が低くて洗濯機が収まらないパターンも耳にします。
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賃貸物件に家電が入らないのを防ぐために必要になる採寸
大型家電を搬入するのを見越して、内見のときに玄関や通路になる箇所の幅や高さを採寸しておきましょう。
玄関の扉は、閉じた状態の広さと開けたときの幅の寸法に大きな違いがあるので、開けた場合のノブから端までの広さを測るようにしてください。
階段は、幅や高さを測り、手すりがある場合は手すりの内側からの寸法になる点に注意しなければなりません。
廊下・室内ドアも念のために採寸しましょう。
物件のなかには室内ドアの間口は搬入可能な長さでも、廊下の形がいびつなために搬入できないケースも考えられます。
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賃貸物件に家電が入らない際のとっておきの搬入方法
玄関などの扉や、階段の手すりは、専門的な知識がある引っ越し業者は比較的容易に外すことができるので、大家や不動産会社に許可を得ておきましょう。
玄関から運ぶのが難しいときには、ベランダや窓からの搬入方法が考えられます。
2階以上の高さでも、引っ越し業者のなかには荷物をクレーンなどで吊るして搬入してくれる業者もあるので、採寸の結果を運送会社に伝え相談してください。
引っ越し業者に見積りしてもらうときに、不動産会社に頼んで部屋をあけてもらい、搬入ルートや搬入方法を事前にチェックしておくと安心できるでしょう。
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まとめ
賃貸物件に荷物が入らない事例は引っ越しの際に実際に発生しており、なかには家電を買い替えなければならないケースもあります。
事前に通路となる箇所を測り、家電の大きさなどを引っ越し業者に伝え、可能であれば前もって物件を見てもらうなどにより、準備万端で引っ越し当日をお迎えください。
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