建物の構造には木造のほか鉄筋コンクリート造、重量鉄骨造、軽量鉄骨造、コンクリートブロック造などがあり、それぞれに特徴があります。
もちろん賃貸物件の建物も同様ですが、これらの構造の中で、海沿いなどで注目されているアルミ造の特徴をご存じでしょうか。
この記事では、アルミ造とは何かのほかメリットとデメリットをご紹介するので、賃貸物件を探している方はお役立てください。
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賃貸物件でも見かけるアルミ造とは
アルミ造とはAluminumを略してAL造として表示されているもので、加工性に優れるアルミニウムの部材を用いる建築構造です。
日本ではまだ珍しくメジャーな建築構造ではありませんが、サビや腐食、シロアリなどに強い特徴があり、海沿いの地域を中心に注目を集めつつあります。
アルミニウムは鉄の3分の1ほどの重さで、強度が低い点で2階建て以下の小型な建物に用いられるケースが多く、耐震性は鉄骨造とほぼ同じです。
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アルミ造の賃貸物件におけるメリット
メリットの1つとして、加工のしやすさがあげられます。
アルミニウムは軽量で扱いやすく高い精度で加工できるとともに、建設にあたっては工場で加工した材料を組み立てるだけで済むので、工期の短縮に効果的です。
また、アルミニウムはサビや腐食に強い材料です。
海沿いの建物は、塩害により腐食しやすい点が長年の悩みどころになっています。
そのため、潮風の影響を受けにくいアルミ造は、海沿いの建物に適していると言えるでしょう。
これらの特徴をいかし、海岸沿いにある2階建てのアパートやガレージのほか、海の家など比較的小型の物件に採用されているのです。
さらに、耐震性に関しては鉄骨造と同等の評価を受けており、木造に比べると高く安心につなげられる点もアルミ造の特徴の1つです。
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アルミ造の賃貸物件におけるデメリット
軽量であるため、鉄骨造やRC造鉄に比べるとどうしても強度は低くなってしまう点がデメリットと言えるでしょう。
したがって、大型の建物の材料に使うのは考えにくく、2階建てまでが限界になるかもしれません。
また、熱を伝えやすい材質のため、断熱性にはあまり期待できないでしょう。
アルミ造の建物の場合には断熱材を取り付けるとともに、二重構造にするなどの対策を施す必要が考えられます。
このため、海沿いに適していると言っても、温暖な地域であれば良いのですが、北海道や東北などの積雪寒冷地帯では採用できない可能性が高くなるでしょう。
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まとめ
海沿いの地域を中心に見掛けられるようになったアルミ造の建物は、サビや腐食に強いとともにシロアリ対策としても注目されています。
積雪寒冷地の場合には断熱性が心配ですが、温暖な地域であれば快適に暮らせる可能性が高いので、賃貸物件を探す際には参考にしてみてください。
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